乳酸菌とビフィズス菌って何が違うの?

善玉菌と悪玉菌って何なの?でも紹介したように、乳酸菌もビフィズス菌もともに善玉菌の一種です。

両者ともに、ブドウ糖を分解して乳酸を作り出し、腸内のpHを下げることによって悪玉菌が活発に活動できないような環境にして、腸内環境を改善することに役立ちます。

人間の健康にとって良い影響を与える善玉菌であるために、同じものと思っている人が多いのですが、実は乳酸菌とビフィズス菌は異なるものです。

両方をきちんと正しく理解することで、どちらを摂取さればいいのかなどが分かってくるので、少し難しい部分もありますが、最後まで読んでください。

乳酸菌の定義は、ブドウ糖からモル比計算で50%以上の乳酸を作ることです。

ビフィズス菌も同じようにブドウ糖から乳酸を作るのですが、その割合は40%です。残りの60%は酢酸を作ります。

したがって、ビフィズス菌は乳酸菌とは言えないことになります。

また、難しい言い方をすると遺伝子的にもDNA塩基組成でのG+C含量が57~67mol%となっており乳酸菌よりも2倍程度高くなっていることから乳酸菌とは区別できます。

専門的で難しい言葉ばかりになりますが、一応ビフィズス菌を丁寧に正確に説明すると、ヒトや動物などの温血動物の腸管や糞便から高頻度で検出されるグラム染色陽性の偏性嫌気性菌となります。

さて、ビフィズス菌と乳酸菌の違いが分かったところで、次にビフィズス菌の特徴や私たちの健康に与える効果などを説明していきます。

ビフィズス菌の特徴

上記のようにビフィズス菌は乳酸を算出する割合が少ないため乳酸菌とは呼べないのですが、その代わりにブドウ糖からたくさんの酢酸を作り出します。

この酢酸を多く作り出す点がビフィズス菌の最大の特徴です。

酢酸は腸管内では乳酸よりも殺菌性が高いため、腸内の病原菌(悪玉菌)の生育を抑える力はビフィズス菌よりも高いです。

また、ブドウ糖を酢酸と乳酸に代謝分解する際の経路が乳酸菌とは異なっており、特にビフィズス経路と呼ばれています。

国内で販売されている多くのヨーグルトでビフィズス菌が利用されていますが、Bif.longumという菌が最も多く利用されています。

というのも、私たち人間の腸管内に存在するビフィズス菌は、その宿主の年齢によって菌種の割合が大きく異なっているからです。

例えば、大人の場合には45%以上がBif.longumであるのに対して、乳児の場合には77%がBif.breveとなっています。

日本のヨーグルトはBif.longumが多く使用されていますが、中でもBif.longum BB536は胃酸や胆汁の耐酸性が高く、花粉症などのアレルギー症状軽減に効果があることが分かっています。

このように乳酸菌もビフィズス菌も善玉菌として、私たちの体に同じように良い影響を与えてくれますが、両方とも合わせて継続的に摂取することでより高い効果を得ることができます。

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